このサイトは、過去のデータで売買ルールを試した結果を紹介するものです。特定の銘柄の売買をすすめるものではなく、将来の成績を保証するものでもありません。投資の判断はご自身の責任で行ってください。

この検証の方法(対象・期間・売買ルール・コストの考え方)

公開日:2026年10月12日 執筆:Takuya カテゴリ:検証の前提

このサイトで紹介する数字が、どんな条件で計算したものかをまとめます。対象の銘柄、期間、買い方と売り方、取引コスト、前半と後半に分けて確かめる理由、そしてこの検証の限界まで説明します。

何をしているサイトか

このサイトでは、「こういう条件のときに買い、こういう条件で売る」という株の売買ルールを、過去の株価データに当てはめて成績を計算した結果を紹介しています。このような検証を「バックテスト」と呼びます。

運営者は、自分のスイングトレード(数日〜数週間で売買する取引)のルールを決めるために、この検証を続けてきました。どのルールが、どれくらいの成績だったのかを、数字のまま公開しています。

よかった結果だけでなく、思ったほどではなかった結果や、期間によって結果が変わったものも、そのまま載せるようにしています。

検証の条件

特に断りのない限り、次の条件で計算しています。

  • 対象:東京証券取引所の銘柄のうち、直近10日の平均売買代金が1億円以上のもの(売買が少なすぎる銘柄を除くため)
  • 期間:2024年10月〜2026年9月の約2年間
  • 買い方:条件を満たした日(シグナル日)の翌日の始値で買う
  • 売り方:買値から5%下がったら損切り。株価が上がったら、それまでの最高終値の5%下まで損切りの位置を引き上げる。最長60営業日で売る
  • 同じ銘柄を持っている間は、重ねて買わない
  • 取引コスト:買いと売りの合計で0.3%を差し引く(手数料や、思った値段で売買できないずれの分)

検証は6回に分けて行いました

検証は一度で終わらせず、結果を見ながら6回に分けて行いました。回によって数え方が少し違うため、記事ごとに、どの検証の数字かを出典として書いています。

  • 最初の検証:4つの条件のうち2つ以上を満たしたら買う「最初のルール」を調べました。この回だけは取引コストを差し引く前の数字です
  • ルール別の比較:最初のルールと、条件を見直した「改善案」を並べて比べました
  • 型別の比較:高値ブレイク、押し目買い、トレンド転換初動といった買い方の型と、損切りの決め方の組み合わせを比べました
  • 理論株価に対する買値の位置別の成績:割安・割高で成績が変わるかを調べました
  • 購入タイミングの検証:買い方を公平に比べるため、シグナルを1件ずつ独立に数えています(保有中の重ね買いを制限していません)。そのため件数や平均は、ほかの検証と一致しません
  • 条件で候補を絞れるかの検証:型別の比較と同じルールですが、件数がわずかに異なります。また、この回の「平均」はコストを差し引いた後の数字です

用語の説明

記事の中でよく出てくる言葉を、かんたんに説明します。

  • シグナル:買いの条件を満たしたことを知らせる合図のことです。条件を満たした日を「シグナル日」と呼んでいます
  • 始値・終値:その日の最初についた値段が始値、最後についた値段が終値です
  • 移動平均線:過去の一定期間の終値の平均をつないだ線です。25日線は過去25日、75日線は過去75日の平均です
  • ATR:1日の値動きの大きさの平均です。このサイトでは株価に対する割合(%)で表しています
  • 52週高値:過去1年(52週)でいちばん高い値段のことです
  • 売買代金:その日に売買された金額の合計です。銘柄の取引の多さや規模の目安になります
  • 損切り:損失が広がらないよう、決めた値段まで下がったら売ることです
  • 地合い:相場全体の雰囲気や調子のことです。このサイトでは、TOPIX(東証の代表的な株価指数)が25日線より上か下かで判断しています

数字の見方

成績は、主に次の数字で表しています。

  • 勝率:利益で終わった売買の割合です
  • 平均損益:1回の売買あたりの損益の平均です。「コスト控除後」は、往復0.3%の取引コストを差し引いた後の数字です
  • 中央値:損益を小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる売買の損益です。一部の大きな勝ちに引っぱられにくい数字です
  • 保有日数:買ってから売るまでの営業日数の平均です
  • R倍数:損益を、最初の損切り幅で割った数字です。損切りの幅が違うルールどうしを公平に比べるために使います
  • 前半・後半:2025年9月までを前半、2025年10月以降を後半としています

前半と後半に分けて確かめる

過去のデータに合わせてルールを作ると、たまたまその期間だけ成績がよく見えることがあります。これを避けるため、期間を前半(2025年9月まで)と後半(2025年10月以降)に分け、両方で同じ傾向が出たものだけを「傾向あり」としています。

片方の期間だけでよく見えた結果は、「傾向がそろわなかった」と書いています。

条件で候補を絞れるかの検証では、さらに基準をはっきり決めました。前半と後半の両方で、同じ向きに0.3ポイント以上の差があり、各区分の件数が前半・後半とも300件以上あるものだけを「採用候補」としています。

この検証の限界

次のような理由で、実際の売買の成績とは異なる可能性があります。

  • 期間が約2年と短く、相場の状況が違う時期には当てはまらないことがある
  • 銘柄の一覧は検証した時点で上場している銘柄をもとにしているため、途中で上場廃止になった銘柄が含まれていない可能性がある(成績がよく見えやすい)
  • 実際には、指値が通らない、急な値動きで損切りが遅れるなどのずれが起きる
  • 税金は考えていない
  • 時価総額は、過去の時点の値が取れないため、検証の条件には使っていない
  • 多くの条件を同時に試すと、偶然よく見える結果が混ざることがある

※この記事は過去のデータで売買ルールを試した結果であり、将来の成績を保証するものではありません。特定の銘柄の売買をすすめるものではなく、投資の判断はご自身の責任で行ってください。

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